月2回訪問するGさん…
40代男性のGさんは、精神障がいを持つ一人暮らしの方です。
あんしんさぽーとの仕事で、月2回、Gさんが働いている就労継続支援A型の事業所にお金を届けにいきます。
一般企業への就職は難しいけれど、雇用契約を結んで、最低賃金は適用されて毎日働いておられます。
そこにはわりと若い人たちが多く、パソコン、ゲーム関係のパーツを組み立てたりする作業をしています。
Gさんの家ではお風呂が使えないため、生活費やお小遣いとは別に、銭湯とコインランドリーのお金を準備します。
こだわりが強いので、1回ずつ分けて、小銭で用意するから結構大変…
銭湯代は今520円です。
それにフルーツジュースや他の飲み物を2本買うので、760円を1回分として、週2回、1ヶ月分を渡します。
コインランドリーは1回500円として週1回、1ヶ月分全て100円玉で用意します。
Gさんを訪問して1年半ほど経ちますけど、銭湯に行くことがとても苦手なようです…
これまで習慣がないのです。
なので渡した小銭がたくさん家に貯まってるのかもしれません。
私はまだ障がい者の理解が浅いので、わからないことがたくさんです。
Gさんはアイドルが好きみたいで、時々持ってきてもらうレシートは、アイドルのクリアファイルに入っています。
これ好きなんですね、と聞くと嬉しそうです。
普通の暮らしって何?…
支援のチームでGさんにとっての普通の暮らしを支えていきたいと感じています。