私の中では記憶すら消えかかっていた人、昨年元夫が亡くなりました。

66歳でした。晩年は癌で闘病生活を送っていたようです。

私、そして再婚した人とも別れ、最後は1人でした。

子供は私の娘、そして2度目の奥さんとの子供が2人。

突然浮上した相続問題、てんやわんや…でした。私は見守り役…

自分の死期が近づいていることはわかっていたはずですが、なんの準備もせず逝ってしまいました。

いろんな思いの中、乳飲児抱えた娘にとって、後始末はとてもハードなことでした。

物心ついてからは、会ったのは4回くらいと言う娘、それでも孫が産まれてからは、動画などを送り、やりとりをしていたそう、ぷっつり既読がつかなくなって…

ある日突然おじさんと言う人から連絡が入り、危篤だと…

孫を見せに、一目会いたいと言う娘、孫の世話のために同行して上京、病院へ行きました。

それから4日目に亡くなりました。意識朦朧とした中でも、子供達の呼びかけには微かに反応し、聞こえていたのだと感じました。

小さいながら会社をやっていたこともあり、単なる相続とは違いました。

税理士さんからの助言も聞かず「あとは子供たちがうまくやるだろう」と丸投げ…

生き様と共に死に様も大切なこと…

引き継いだ幾ばくかのお金、娘には大切に、生きたお金として使って欲しいと願います。