84歳の友人、家で転けて肋骨6本折った…
10年前、娘の結婚式でオルガン演奏をしてもらって以来、なんとなく気が合い、時々ランチしておしゃべりする仲となりました。
医師だったご主人を亡くし、子どもはなし、一軒家に一人暮らしの生活、音楽教師を長くして、広いおうちのリビングにはグランドピアノがあり、バッハを弾くのが日課だそうです。
クリスマス前に自宅で転倒して、そのうち治るだろうと我慢してたら、どんどん痛くなり、2日後に近所の知り合いに付き添ってもらって受診、結果肋骨が6本折れてたとのこと。
昨日、お見舞いを兼ねて自宅を訪ねました。
「自分がこんなに歳とってたとは思わなかった…」と…。
いやいや充分高齢者やろう…
幸い折れたところはほぼくっつき、日常生活も出来つつあるけれど、一人暮らしの今後、また何があるかわからない、ちゃんとできる準備はしないと…
頼れるのは甥っ子だけ…らしいです。
「結構高級な施設も見学に行ったけど、あんな狭いところは窮屈であかん、ピアノのある家で最後まで過ごしたい、あとのことはこの家あげるから、甥に任せたい…」と。
いやいや甥っ子さんは優しい方でしょうが、60近い年齢で地位も経済力も十分あり、おばさんの財産が欲しくて喜んで後始末すると思いますか?
下手すると甥っ子よりあなたの方が長生きするかもしれないよ(私の心の声、、信頼関係がしっかりないと、ストレートに言うには慎重にならざるを得ません。)
自宅で最期まで…と思う高齢者は多いと思います。今はそれも不可能ではありません。
死んだあとのことも大事だけれど、生きているうちにできることをやることがもっと大切ではないでしょうか…
みんな物に埋もれてませんか??
2階は物置になってませんか?と言いたい…
私も含めた高齢おひとり様、残された人に負担をかけないよう、できることから始めないと…
社会福祉士としての視点からも私は言い続けたいと思います…