元同僚とのモーニング
30年近く一緒に働いて定年した元同僚Nちゃん。
未婚、両親と同居し、現役の最後の頃にお母さんを在宅介護で看取りしました。
今はお父さんの介護にほぼ全力投球の日々…
生存確認ランチをする仲間です…
たまたま近くに行く用事があったので、一緒にモーニングをしました。
駅近、マフィンのモーニング、朝から優雅な気分でおしゃべり…毎日の様子を聞きました。
介護はひとりでかかえないで…
専門職に頼れるだけ頼って、友達とはこうやっておしゃべりして発散して…
昭和一桁、権威主義…頑固…と彼女は父親のことを言います。
呼吸器系が弱く家では酸素も準備、少し前から尿が上手く出なくて、彼女が、日に数回導尿処置をすることになりました。
頑固なお父さんは、娘にやらせても、看護師が来てお金を使うようなことは必要ない!と言ったとか…お父さんの通帳は見たことがないそう…
初めは辛くて辛くて泣きながらやっていたと話します。
お父さん!娘にお金残さなくていいから、今、介護のためにあなたのお金をたくさん使ってよ!
娘の負担を減らして〜!!
私は心で叫んでます。
今は月に数回の訪看と、緊急連絡相談を入れて、日々は彼女がやります。
素人がやって感染症が命取りになったらどうするんでしょう…
介護は10人10通り…みんな通る道…
彼女は独身、双子の兄は亡くなり(その奥さんも前にがんで死去)、身内はその子供(甥っ子と姪っ子)だけです。
自分の老後のことも、父親の介護が終わればすぐに頭を擡げるでしょう…
ここでも甥っ子姪っ子問題が…これはもう関係性によるところでしょう…
財産を残すのはいいとして、代わりに老後よろしくね…叔母さんの… は交換条件にはならないでしょうね。
できるだけ元気なうちに、身の回りを整理して、終の住処を見つけて、生活費は一つの口座だけを利用、シンプルに…ここまでできて完璧かも…
でも自分の時間をたっぷり楽しむことも忘れないで…