母の面会…父のすき焼き…
毎回、これで最後かも…と思いながら重ねる母の面会です…
訪問する側は、汗だくになって施設に辿り着きますが、母はいたって穏やかにいつもの姿で面会ホールまで来ました。
体重は30Kg代になっていますが、食事もなんでも食べ、話もできる、人とのコミュニケーションはちゃんとできてますよ…とスタッフの人から聞きました。
娘たちのことは、すでに認識があやふやのようですが、いつものように
痛いところはある?
何か食べたいものはある?
などなど質問すると、結構答えてくれました。
お寿司を食べたいわ…
じゃ今度食べに行こうね…と言うと
「今日でも、明日でもいいですよ」と答えてくれる。微妙に丁寧語が入るところが面白い…
10年前、父が特養で亡くなる数日前に、何が食べたい?とスタッフの人が聞いて、「すき焼き」と答えました。
もちろんもう食べることはかないませんが、本当にすき焼きを作ってくださり、父に見せてくれました。
人は嗅覚や視覚で、食べるとも言います。
そしてすき焼きの出汁を少しだけ口に含ませてくれたそうです。
父はとても満足したでしょう…
後からその話を聞いて、本当に感謝しかありませんでした。
父の葬儀にもスタッフの人が何人か参列してくれました…
今なら考えられないかもしれません。
外から見ていくら綺麗で設備が整った施設でも、最後はサービスの質、人…だと感じます。
今、母が穏やかに過ごせているのも、施設で良い見守りをされているからだと信じています。
1日でもこんな日が長く続きますように…